素人のマニアカップルから、アダルト業界に生きる女の深層心理に迫るインタビューを多数行うライター。

投稿者インタビューアーカイブ●ネトラレの流儀●P/OF&MAYU…01

女子高生時代、見知らぬ男子から「中学の卒業アルバムを見ました。僕と付き合ってください」とコクられたことは数知れず。そんなマドンナが選んだ亭主は、愛する妻が他人とセックスして美しく悶絶する姿を見るのが大好き! 幾本もの肉棒を頬張る妻に興奮し、最後は自らのペニスで締める、男気溢れる複数プレイマニア!

 妻の裸の写真を撮り始めたのは7年前。結婚して10年が過ぎた頃だった。

「結婚、早かったんでね。子供がすぐ生まれて、それからは子育てに忙しく」

 夫が言うと妻が頷く。

「(セックスを)やる時間なんてあったら寝ていたいと思う時期もありました」

 目覚めのきっかけはネットの投稿サイトだった。

「まあ男ですから、エロサイトを探して見ますよね。普通のAV系の無修正なんかもあるなかで、僕が興味を惹かれたのは素人系の投稿サイトだった。それに影響されて自分らでも撮り始めたんです。だけど最初は自分らで観賞するだけ。実際に投稿するまでには何年かかかりましたね。やっぱり怖いですよ。どこの誰がやってるかわからないサイトに妻の裸の写真を送るわけですから。だから送ってみようか、となったときもパソコンでモザイク処理したものを送りました」

 奥さんは最初から賛成だったわけではない。

「写真を撮って、自分たちで見る分にはいいんですけど、人に見せるとなるとまた違いますよね。でも反対とか意思表示する間もなく、ある日、勝手に投稿されてて。エーッて」

 ただ、実際に自分の写真が投稿サイトに掲載されても「もう二度と送らないで」などという否定的な感覚は起きなかった。逆に新しい世界観が広がった。

「写真の下にコメントとか入るじゃないですか。好意的なコメントが。そうすると、まだ私も女に見られているんだーって思えて。当時は子育てとか忙しくて、もう疲れたオバちゃん感覚だったから、そういうのは何か嬉しかったですね」

 当時、どういうオーラを放っていたか確認は出来ないが、少なくとも今は「子育てでお疲れ気味の30代主婦」には見えない、笑顔が素敵な愛らしい奥さんだ。

 画像の投稿は、奥さんを若返らせるだけでなく、夫婦の夜の性生活にも好影響を与えた。奥さんが嬉しそうに言う。

「投稿を始めると、他の奥さんのも目に入りますよね。そういうのを見ていると、なんかムラムラして(笑)。私より年齢がだいぶ上の人もいて、それがまた凄いキレイだったり色っぽかったりするのを見て、なんか羨ましいというか、またエッチな気分になったり。自分とはまったく反対の、胸が大きい人とか、エグイのもキレイなのもいろいろ見て、またムラムラしたり(笑)。だからその頃からまた、出会った頃のように夜の生活が充実して行った感じでした」