松沢:ハハハッ。あそこのお店はよく行ってたところなの?
マグナム:あそこのお店はオレの漫才の相棒と知り合うきっかけになった店なんです。あそこで日明さんと会うた時はその後の方がヒドイよ。あれはなんやったかな? あっ、そうや、アローズってなかった、エロビデオメーカー?
松沢:アローズ?
マグナム:奥出と斉藤さん(注68)と撮ってた。あれの宴会やっててさ…。
松沢:ああっ、アローズじゃない、ゴメン、アクロス…、いや、『AROX』(注69)!
マグナム:『AROX』! そうや。あれの打ち上げかなんか、忘年会の二次会なんかを勝手にやりやがってさ、あそこで。あそこ、前田さんと修ちゃんに教えたんかな? ちゃうわ、オレの隠れ家やったんよ、実は。そんな感じで、たまたま、その二次会に冬木あずさ(注70)を連れて来てて。日明さん、巨乳好きやからさ、人の打ち上げとか関係なく、持って帰ろうとしてたww オレ、だからあの店に関して特別意識はなかった。
松沢:格闘家の方々は巨乳好き多いよねw
マグナム:そういえばある格闘家とラジオ番組が終わって「みんなでメシいこか~」言うてて、『呑者家』の隣りの焼肉屋あったじゃないですか?
――『長春館』。
マグナム:そう。『長春館』で焼肉食って、「今日は終わろか」って言うてたら、「あのう、実は”ホシ”が来てるんすよ」って。「××が一緒に飲んどるから顔出すけど、マグナムさん、一緒に行きません?」って言うから、「行きましょか?」って顔出したんよ。で、”ホシ”誰かな? と思うたら、R・Tやってさ。「よう知ってますよ」ってさww
松沢:おおーっ! それ、NG!w
――R・Tって?
マグナム:AV嬢です、当時のね。この人が格闘技者の間では結構有名な”首投げ女”で、最初にオレが渋谷で働いてるとこに**が連れてきたのも、その女。
松沢:イニシャルで行こう。面白そうだからねw
――”首投げられ女”じゃないw?
マグナム:”投げられ女”ね。で、神宮球場での△△の試合の時もおった。で、アイツの兄貴ってT・Tって言うてマーシャルアーツのチャンピオンやからね。
松沢:本名なのかね?
マグナム:本名だろうね。で、**ー△△ー◯◯の並びやで! 当然、××は行ってるはずやねん。
松沢:××はちょっと…。
マグナム:行ってないかもしれない、下やからね。
松沢:ちょっと、もうちょっと上がってきたりしたら行くんだろうね。
マグナム:だからあの当時ね、要するにピーとピーとピーですよ。ピ??なわけですよ。その頂点の三人に手を付けてる女なんすよ。でも、オレが行ってるわけです、先にw!
松沢:ハハハハッ!
マグナム:言うたら、オレがその渋谷の店で働いてる時に、R・Tと付き合うてるヤツが何人もいたのよ。何人も付き合うてるの、その店の男とね。別れては付き合うって。店長クラスでも何人もいるわけですよ、系列で。そんなヤツより誰よりも早くオレがやってるわけですよ。”ビッグダディ”と呼ばれてたねww
松沢:ハハハハハッ! そうなってることはみんな知ってたの?
マグナム:知りません。知ってるのはオレだけ。だから、**も知らなかったんちゃう? △△も。
松沢:オレ、◯◯の女房も知ってるでしょ。△△の女房も結婚する前に写真撮ってるでしょ。
マグナム:**も今は子供いるしね。
松沢:イニシャルでお願いしますw(注71)
マグナム:判るってww あはははははっ!! R・Tは凄かったね、首投げ率が。
松沢:おーん。凄いよね。
マグナム:で、アイツ、170くらいあったんですよ、身長。で、乳がデカかったんで。レスラーからするとあれぐらいデカくても平気なのよ。で、ガタイあるから少々のことは堪えないだろうっていうね。
松沢:少々ww 無茶をねw
マグナム:ガンガンやっても、R・Tがね。強いし、アイツ。実はそんなこと言いながら、アイツ、足が25くらいあったから『通勤快足』(注72)はいてたのよ、「楽だから」ってw
松沢:あははははっ。
マグナム:「おっさんか、オメェ!」「だって楽なのよ」「色気もクソもねぇな!」ってww 「パンスト大変だから」ってww
松沢:その時、住んでたのはどこだっけ?
マグナム:初台。
松沢:そうだよね。あの時、手書きだから原稿を貰いに行ったことあるもんな。
マグナム:確かね、来てたなぁ…。
松沢:それでその時、『レッスルボーイ』をやってた時だったのかどうだったのか覚えてないけど、芝浦のさ…
マグナム:『GOLD』。一緒に行ったんだよね。「キックボクシング見に行こう」つって、「ムエタイを見に行こう」って行ったらやってなかった。
松沢:やってなかった。夜遅かったんだよ。「なんか”地下格闘技”かなんか面白いんだよ」って言って。
マグナム:曜日間違えたんだ、あれ。「今日のはずだ」って言ったら、「昨日終わりました」って言われて、「なんだ~!」って言って。
松沢:オレ、別にそういう、なんて言うんだろう。浮かれてるヤツらがいっぱいいるところには行きたくなかったのさww
マグナム:そうそうww 『GOLD』の地下一階がディスコでしょ?
松沢:そうそうそう。で、「来ちゃったからしょうがない」って支配人かなんかに話をするわけよ。ほいで別室かなんか…。
マグナム:いや、そこは階が和食の店だったんです、『YOSHIWARA』っていって。で、そこはお風呂に入れたんです。だから「せっかく来たから風呂だけでも入って行こうよ」って言って入って、そこでメシ食って。
松沢:そうそうそう。あと「屋上にプールあるから、泳いでこうよ」って言ってね。
マグナム:夜中ね。
松沢:「やだよ~!」って。
――ずいぶん、バブリーなw
松沢:そうそうw
マグナム:そしたら『YOSHIWARA』が大きい店だったけどガラガラで、どうしようか迷ったけど、「いいや」って野郎三人(マグナム、松沢、八幡)だけで風呂に入って。実はあそこの地下のディスコでLLPW(注73)にリングを貸してたんですよ。風間(注74)とかがあそこで試合とかしてたんですよ。それであそこでひっかけたネエちゃんを「『YOSHIWARA』でメシ食うぞ」って連れて行って、風呂一緒に入って、まぁ、”交尾”してからメシ食うっていうパターンを作って…。
松沢:そのパターンをオレにやったっていうことなのww?
マグナム:しないけど。「一緒に入ろう」って言っててw 「せっかくだから」ってww
松沢:なんかさぁ、どこまで行ってもアウェーなのよ。
マグナム:ハハハハハッ!
松沢:キンキラキンも嫌いだったし。
マグナム:昔、オレが働いてたところに玉袋(注75)が飲みに来て、「マグやん、帰るわ。ちょっとアウェー感強すぎる」ってw 「いや、お前、タレントで売れてきてるやん」って言ったら、「いやぁ~、ダメだわ。これ、ダメっすね」って。己を殺してナンパは出来ない。
松沢:だから、オレは平地とは焼き鳥屋とかで会ってた方が全然楽しいわけよ。
取材協力:マグナム北斗の店『与太ばなし』大阪市中央区千日前1-6-7日宝阪町ファイブ5F (06)4963-3645
(その参の参へ続く…)