元エロビデオ雑誌ビデオメイトDX』(コアマガジン 1988~2010)編集長。写真は産湯に使っている本人。

マグナム北斗編・その四の参●あの人は今、のおいらが 同窓会の招待状を出しました(仮)第3回 招待状送付人 マグナム北斗 出席◯

まあ、やることやった後に、そいつの家はお母さんがスナックをやってたので、「メシを作らなきゃいけない」って言うもんだから、「じゃあ、オレが作ってやる」って言って作ってやりましたね。なんだろうね。この根っからの”ヒモ体質”ねw

話も一段落したところで、唐突に松沢がマグナム氏の性のルーツへと話題を振ります(笑)。


松沢:ヰタ・セクスアリスってあるの?

マグナム:ああっ、それ何? 昔、立原あゆみが『小説アリス』に書いてたやつ?

松沢:ああ~っ、そういうような。

――性に目覚めたのはいつ頃というか。

マグナム:目覚めたのは小学生ですね。

客:早っ! そんなもん?

松沢:いや、そんなもん。

マグナム:そんなもんですね。

松沢:小学生でも遅いと思う。

マグナム:近所にね、内科の倅がおったんですよ。

松沢:内科の?

マグナム:開業医の。

松沢:また、それは面白いねw

マグナム:四人兄弟。上三人は姉ちゃん。要するに四番の男なんす。初の男で。コイツがね、白井君っていうんだけど、二人で近所の本屋に、金はそいつが持ってるから、エロ本を買いに行ってましたね。小学校二、三年ぐらいの時だったかな?

――小学生には売ってくれないでしょう?

マグナム:当時の本屋は優しい人が多くて、めちゃめちゃ。

松沢:頼まれて買いに来たんだよなw お父さんに「買ってこい!」って言われて。アハハッ。

マグナム:お父さんに頼まれて来てんのに選んでるのは子供って、どうなんだってww

松沢:「これかな? これかな?」ってww

――エロ本っていっても『プレイボーイ』的なやつじゃないんですか?

マグナム:いやいや、もっとちゃんとしたやつ。

――もっとマニアックな?

松沢:あっても『SMセレクト』(注93)くらいしかないよな? 『夜の窓』(注94)とか。

マグナム:『夜の窓』あったような気がする。

――よくて『映画秘宝』くらいじゃないですか?

松沢:ああっ、『スクリーン』とかな。『スクリーン』の洋モノコーナー。あっ、『近代映画』!

――中学生にとってはその辺が一番いいエロ本でしたよ。

松沢:あれ、大きくて万引き出来なかったんだよ、オレはwww

マグナム:あれ、雑誌サイズの『夜の窓』的なエロ本だったような気がするな。みんな見たりしてて。

松沢:で、それをひったくってくるわけだ、そいつから。

マグナム:そいつとそいつん家で読むんです。オレん家は六畳一間でしたから、読むとこない。そいつん家は個室の部屋でしたから。

松沢:そういうことだね。