マグナム:エロ本読むのは白井君家。だって当時、最高級の『ホットホイール』が物凄いあるんすよ。コースが。
松沢:”ほっとほいーる”って何?
マグナム:『ホットホイール』ってクルマのゲームっすね。ミニカーをコースで走らす。
松沢:ああ~! それ、さらに立体交差になる!?
マグナム:そう!
松沢:それ、オレの時にあったのは岩田君の家だw
マグナム:そういうのがあるヤツって学年に一人くらいしかいないわけですね。クラスは違うけど。
松沢:そうそう。この前、岩田君の家が売りに出ちゃってさww
マグナム:「ざまあ見やがれ」ってね。私は貧困層の生まれなもんやから、没落したやつの話が嬉しくてしょうがないw
松沢:ヒッヒッヒ。
――それが記憶してる最初のあれですか?
マグナム:ですね~。それからまあ…。
松沢:最初のセックスは?
マグナム:中一。
松沢:中一かぁ~。14歳?
マグナム:13歳。
松沢:13歳。相手は?
マグナム:相手は同い歳の、違う中学校の。小学校は一緒やって、中学入る時に引っ越したんで。その人と。
松沢:その人は処女だったの?
マグナム:いやもう…、初体験でもう尺八されました。
松沢:おおん!?
マグナム:不良だったんで。「ああ~、世の中にはこんなに凄いことする人がいるんだな~」って思って。思い出しますね~。○○ちゃんっていう子で。
松沢:○○ちゃん?
マグナム:○○ちゃん。
松沢:Y・Tww ハハッ。
マグナム:Y・T。まあ、やることやった後に、そいつの家はお母さんがスナックをやってたので、「メシを作らなきゃいけない」って言うもんだから、「じゃあ、オレが作ってやる」って言って作ってやりましたね。
松沢:へぇ~。さすが、六畳一間で家族で食ったりしてるだけあってw
マグナム:なんだろうね。この根っからの”ヒモ体質”ねw
松沢:アッハッハッハ!
マグナム:やった女の人の食事調理するって、今思えば「オレってクズだな」ってw
松沢:中一でw
マグナム:中一w 根っからの「ダメだな~」っていうのはその頃から感じてましたね。
松沢:ちょっと何かを相手側に返さなきゃってww
マグナム:そう、何かを返さなきゃ、と思って。それが最初でしたね。
松沢:なるほどねw そうか、じゃあ、ないんだね? なんか悶々としたものとかあんまないんだ。
マグナム:あの~、初体験をしていて、中学の時に何人もヤっているのに、自衛隊に入るわけですよ。
松沢:ああ~っ、そうかそうか!