-それはつまり、フォロワー数で優劣を付けたがる人が多いということですか?
カ:まぁ、そうですね。社交場で仲良く絡んで、そのままツイッターでも変わらず接してくれる人も居ますし、競争だと思っていない人ももちろん居ますけど、数字を気にする人も居ますね。ぼくも数字は気にしてますし。
-具体的にそれを感じたのはどんな時ですか?
カ:元々、「シティ派野外露出調教」っていうのは都内でめちゃくちゃな露撮をやってるぼくらの写真を見て、社交場の仲間みんなが付けてくれた名前なんですよ。それをまだツイッターをはじめたばかりでぼくたちのフォロワーが200~300くらいの時に、すでにフォロワーが5000以上いる方が「これからぼくたちも『シティ派』でいきますから」みたいな感じで言い始めたんですね。そうなるとフォロワーの数からしてそっちの人たちが元祖みたいになりかけたんですよ。
-フォロワーの数でマウンティングして既成事実化しようと。
カ:はい。でもその方もぼくたちが社交場だけで作品を公開している間はすごくフレンドリーで良い人だったんです。それが態度が急変した原因がぼくらがツイッターをはじめたことだったわけです。
-強くライバル視されてしまった?
カ:ぼくとしては社交場と同じノリで仲良くやっていけたらいいな、と思っていたんですけど、そういうわけにもいかなかったみたいです。それで大体ぼくらのフォロワーが1000を超えたあたりで考え方を変えて、ああこれは戦いなんだな、と(笑)そこからは絶対、こいつのフォロワーだけは超えてやるみたいに目標に定めて、すでにフォロワーが多い露出カップルの投稿画像にリプを手当たり次第に送りました。そうすることでその方たちのフォロワーがぼくたちの露撮を見てくれたらフォローしてくれる、と。
-その外交方法もお二人が誰よりも過激なことをしている自負があったから出来たんだと思いますよ。(笑)
カ:自分たちが一番というのは誰でも少なからず持っていると思います。でも、そもそも優劣の決めようがないんですよね。その人にはその人の得意なことやいい部分が絶対あって、それぞれの作品の質はどれも違うんですから。だからとりあえずフォロワー数の一万を目指すっていう。
-今の投稿のモチベーションはフォロワー数一万人になるということですか?
カ:ほんとはフォロワー数とかどうでもいいんですけどね(笑)誰を傷つけるわけでもなく目立ちたいと思うことはありますが、ほんとは皆仲良くやっていければそれがいいと思ってるんですが。
-でも、我々のような写真、動画で楽しませて頂いている側の人間からすれば、そうやってカップルさんたちが切磋琢磨することで、より良いエロ写真がどんどん見られるわけで、こんなありがたいことはない(笑)という感じです。ではここで、主に利用されている社交場とツイッターの違いや特徴を改めて教えて下さい。
カ:社交場はあったかいですね。みんな余裕があります。PV数とコメントしか機能がないのが単純明快で喧嘩にならない理由なのかも知れません。ツイッターは一言で人間らしい(笑)何と言うかいいね、リツイート、フォロワー数とすべての機能がヒトの心理をうまいこと突いていて、自然と競うように仕向けられている気がします。だからツイッターの半分は、仲の良い人と絡んだり、こうやってインタビューして頂いたりと楽しい部分はありますが、半分はそこでの戦いになってしまって楽しめてないな、ちょっと疲れてきちゃうな(笑)というのがあります。
-実際どちらが好きですか?
カ:社交場ですね。
-でも現状どちらに比重を置いてますか?
カ:それはツイッターですね。とりあえず早く一万になっちゃって、そういう競うみたいなことから降りたい。一万になっちゃったら一万400も一万500もそんな変わんないじゃないですか(笑)だからほんとは写真を公開しているマニアさん皆がそれぞれフォロワー2、3万とか持ってみんな仲良くなればいい(笑)
-ユートピア的ですね(笑)