-当然ですがナンネットへのアップは無償です。そのモチベーションは何なんでしょう?
変:全てエロ遊びですよね。まず、それをしてると夫婦の時間が長くなるじゃないですか。それが一番のところですよね。それと、忙しい時期や何かで活動できる年、出来ない年ってあると思うんですが、ネット上に上げておくことで活動に波があってもトータルでモチベーションの維持が出来ると思うんですよね。
-そのことはお二人のお写真を拝見していて感じたことでもあったんです。それというのも、ゆいママさんが臨月の写真や、一番驚いたのは一人目のお子さんの目の前でハメ撮りして、しかも横に娘さんが写り込んでいるいるものがありますよね。
ゆ:まぁそれはまだ娘が物が分からないくらい小さい歳だったからですね(笑)
-(笑)それを拝見してなんかエロいものを撮ってやろうという気負いが全然なくて、むしろ自然に生活と地続きに変態行為があるのかなという印象を受けたんです。オンオフの切り替えが曖昧でドキュメンタリー映像を見てるような感覚です。
変:そうですね。もはや生活の記録ですね。だからよく見てる方からタダで見せるのはもったいないみたいなお叱りをもらいますよ(笑)でも、見ないと我々のこと知ってもらえないじゃないですか。だから「変態仮面&ゆいママ」という言葉と存在を拡げるためにやってるという感じです。
-ただ、我々の感覚からすると娘の目の前でというのはかなりぶっ飛んでるな、と(笑)
変:そうですか? 普通ですよ、それも生活の一部です。
-ゆいママさんも?
ゆ:まぁ喜んでますね(笑)
変:嫁さんはモデルさん気分になってる感じですね。
-はぁー、なるほど。ではここから今回のインタビューで一番お聞きしたかったインターネットやSNSでの活動について伺います。さきほども少しお話が出ましたが、ナンネットでの画像アップと投稿雑誌への投稿で一番違うのは、やはり編集権だと思うんですね。例えば投稿誌だとご自身ではよい物が撮れた、と思われても編集方針などで載らなかったりする。反対にネットだと決めるのは自分です。そしてネットで自己発信した場合は全責任を取らないといけない。そういう違いがありますが、それぞれ活動されているお二人はその印象はいかがですか?
変:とりあえず、ナンネットに上げるのも雑誌に掲載されるのも同じように楽しいですよ、嬉しいですし。ただどちらもその過程が楽しいですね。私、衣装への拘りが強いんですがそれを選んで晴れた日に撮るのか曇りに撮るのか、そして毎回必ず今までしたことがないことを撮るようにしていて、その最新の妻を撮るのが楽しいですね。
-その結果、雑誌の場合は掲載されなくても気持ちは次に何を撮るかにいってるからそんなに意味はない?
変:意味がないことはありませんが、雑誌の場合はやっぱり撮ったその時からは1ヶ月半~2ヶ月のタイムラグがあるじゃないですか。それで、ネットだと今日撮ったやつが今日出るじゃないですか。あと自分のお気に入りの写真を載せることになるので、もしそれが気に入らないって人は見なくていいです。それだけの違いですかね。
-それというのは昔だったら、写真を現像し印刷し配本し、ということを経ないと見られなかったはずのものが、現代ではスマホで撮影しスマホの中で公開まで出来ます。その情報伝達のスピードが速くなったから、手っ取り早いから今はネットを使っているだけという感覚ですか?
変:そうですね。まぁ今は雑誌が売れる時代じゃないと思いますし、先にネット上で動いていた方が得かな、というのもあります。