素人のマニアカップルから、アダルト業界に生きる女の深層心理に迫るインタビューを多数行うライター。

投稿者インタビューアーカイブ●ネトラレの流儀●P/撫子…01

大勢の男たちの精液で汚れた体を 家に帰って愛撫と言葉責めで慰める、 輪姦プレイは壮大な前戯なんです

  妻が慌てて否定した。2人が交際を始めたのは大学時代。
「当時、僕は山岳部に所属していて、とにかく山登りばかりだった。集中すると、それしか見えなくなる性格なんです。ゼミの教授からも“君は山に登れば単位をやる”と言われていたんで。そんなとき、山から降りてきたら友達が彼女を紹介してくれた」
 高校時代には高嶺に咲く花と思っていた女性が、大学生になり、山を降りてきたら目の前で咲いていた。夫は興奮した。
「僕はウブだったんで、友達に“女は5分の間が開いたらもう終わりだからな”と言われて、そんなものかと思ったんです。それで、最初に会った日、ずっとひとりでしゃべりっぱなしだった。何時間も。だから彼女にとって僕のファーストインパクトは“アタマのおかしな人”だったらしい(笑)。それでも何とか電話番号だけ聞き出して」
 山に登ることだけに集中していた彼は、その日を境に変わった。
「それまでは山のことばかり考えてたのが、その日から山に登るのもやめて彼女のことばかり考えるようになってしまって」
 しかし彼女は「あなたに添い遂げます」とは言ってくれない。撫子さんはそのときの心境を「まだ若かったし、いろんな人を見て決めたいと思っていたから」と説明した。
「でも僕は“そんなの認めない。それだったら付き合わないのと一緒だ”と。集中したいんです。しつこいんです(笑)」
「束縛が強くて」と撫子さん。
「まあ自分がそういう主義者だったから。ストイックにひとつのことに集中するという。今は“寝取られ”に集中しているし」
 そんな困った状況で動くのはお節介好きの友達。勝手に割って入って来た。
「その友達が頼まれもしないのに、彼女に“あいつのこと、本当はどう思ってるんだ”と聞いたらしいんです。そしたら“お兄さんみたいな人”と答えたと。そして彼がアドバイスをくれたんです。“お兄さんみたいな人なんて言われたらお仕舞いだ。別れたほうがいいぞ”と。そんなものかと。だから次に会ったときに別れたんです」
 ウブい者たちの青春群像劇。
「でも結局、1ヵ月くらいしてヨリを戻しました。なんか彼女にも喪失感みたいなものがあったらしく。しつこいもんやから、会えばしゃべりっぱなしだったんでね。いなくなって静かになって、何か気が付いたらしいです」
 本格的な交際が再スタートした。“初夜”も滞りなく完了。
「彼女、男のチ○ポは花みたいなものだと思ってたらしいです」
「そんなこと言ってないよー!」珍しく撫子さんが声を張り上げる。
「言ってたじゃん」
「違う、猫の話でしょ!」
「ああそうか、猫ね。人間のチンチンも猫のチンチンみたいなものだと思い込んでいたって。何もないように見えて、交尾のときだけニョキッと出てくるような。猫の交尾は見たことあったらしいんでね」
 処女と童貞のセックスだった。
「でも彼女、最初からフェラしてくれたんです。そういう間口の広い女なんですよ」
「それはだって……」撫子さんが恥じらう。
「それは?」
「それは友達から聞いてましたから。車の運転中でもしてあげてるとか」
 いつの時代にも、ウブな美人の取り巻きにはエロ好きのおしゃべり女がいたりする。