松沢:カラー浣腸ショー?
三代目:カラー浣腸。七色の浣腸がしたくて、女の子が7人いたから。赤白青黄色みたいな。で、カラー浣腸をやって、血だらけになりながら。で、終わって、ここに心臓があるみたいにパクパクいってるんですよ、血が出てるから。そしたら明智先生(注21)が飛んできて「いい加減にしろ、今から救急に行け、すぐ!」つって病院紹介してもらって、一人で救急に行って。「今、台所で包丁で切っちゃって~」って言ってw 11針縫って。その後こっそりまた会場に戻って。まだワーワーやってるんですよ、アフターパーティーみたいなのを。それが襲名披露パーティー。ただ、切ったのを気づかない人もいっぱいいたんですよ、会場内に。みんなが慌てているのを見て「何が行われてるの?」みたいな。告知してるわけでもないし、暗い中でやってるからさ。「やった意味ねぇじゃん」みたいな感じなんだけど。それが今でもずーっと残ってる。
松沢:何かをやらなきゃいけないって時に血を飲ませようという…。
三代目:そこに行っちゃったんです。思いつかなかったんです、しばらく考えたんだけど。なにかインパクトのあるものをって。
松沢:通り一遍じゃ、せっかく襲名披露をしてんのにってことですよね。
三代目:ただやりました~、じゃ、ツマンない。
松沢:それが過剰なサービス精神って言われる所以じゃないですかw
三代目:そうw 過剰すぎちゃって。それも深夜、映画を見てたら、普通の映画だよ、男優さんがナイフでカシャンってやってて、カッコ良くて、「コレやりたい!」って思って。それと血が混じっちゃったんだよね。
松沢:相手を傷つけるわけにもいかないし…。
三代目:いかないから。私の生き血を飲ませよう、みたいな。
松沢:相手の女の子たちはビックリしたでしょ? 何も聞いてないから。
三代目:なんにも。みんな変な子たちだから。私もそれをやったのは初めてだったし、カラー浣腸も私も入ってやったんだけど、みんなの前でやったのはこれが初めてだった。
松沢:カラー浣腸w 葵さんは何色だったんですかw
三代目:何色だったかね~w 7色ちゃんと出てたのかな~って話なんですけどね。
松沢:いっぺんに?
三代目:いっぺんに入れてって、みんなでバーっとやりたかったんだけど、みんなちゃんと出てたか、定かではないという。で、そこで初めて浣腸をやったら三和出版が凄い食いついてきて、「葵さん、浣腸できるじゃないですか?」つって、その次くらいの号から『尻クラ』(注22)の連載が始まったw あと、ウンコの撮影がわーっと始まった。ウンコが出来る人になっちゃったから。
松沢:なるほどなるほど。そうですか。
三代目:あれが私の分岐点だったかもね、ウンコに行ってしまった。