元エロビデオ雑誌ビデオメイトDX』(コアマガジン 1988~2010)編集長。写真は産湯に使っている本人。

マグナム北斗編・その壱の参●あの人は今、のおいらが 同窓会の招待状を出しました(仮)第3回 招待状送付人 マグナム北斗 出席◯

するのジャマ臭いから「アレルギーやねん」って言うてたらメディアに書かれてもうてね、誰か知らんけど。”ゴムアレルギー”なんてないやろってw当時はね、”オール生”でしたね。凄かったですね、全部”ナマ”で。それでよく現場で元気でやってきたよな。


――それが正解だとw

マグナム:うん、「レスラーは凄いんや」と。いや、子供の時ですよ、ソレ。大人になったら全部わかんねんけど。だけど、「うう~っ!」言うといて、「これでいいかな」という表情が映ったんすよ、馬場との試合の中継の時ね。「そこはカットしてよ」と思う我々ですよ、ブラッシーのね。「そこは日テレさん、映したらあかんよ」「『うう~っ!』言うてるところだけにしてくれないと」と思うんですよね。

松沢:日テレがさ、スロービデオをやった時があるんだよ。

マグナム:あった! あれ、酷かったな、スーパースロー!!

松沢:「あれ、どうなの?」って思ったんだよw 「プロレスにスーパースローはまずいだろう」って思ったのさ。でも、まあまあ、上手いとこやってんだよ。やってんだけど…

マグナム:逆に田上とかヘタでさw 全然当たってないww

松沢:そうそうそう。今、WWEとかスローあんじゃん。ところが当たるところだけ早くしてるんだよ。あの感覚が日本にはなかったね~。

マグナム:日本にはなかった。向こうのエンターテイメントの凄いところ。あのやり方はね。

松沢:「あっ、これならスローが映える!」。”有り”だと思った。

マグナム:そこに入るまでがスロー。

松沢:当てるところだけ普通にして。もしかすると回転上げてるかもしれない。「これだよ!」と。例えばこの感覚が日本でスローやった時には、20年…もっと前か、その感覚さえあれば、ジャンボ鶴田のドロップキックももっと…。

マグナム:凄かった。

松沢:見ていても「うわぁ~!」と思ったと思うんだよね、打点が高いし。映像やってる人たちからすれば、どんどんどんどん進化してってるから…

マグナム:サービスも上がってるからやりたかったんやと思う。ジャンピングニーで顔が歪むとこまで見せたかったんですよ。ところがね、かすってないところが映ったりするわけですよ。

松沢:カッハッハッ。

マグナム:「そこはカットしろよ~」と思うねんけど、カットせぇへんのよね~w

松沢:あれ、だから日本テレビのスーパースロー、野球でやったじゃん。野球中継でやって、それをプロレスでやろうっていう。「考えちゃいけないんだけどなぁ~」っていうさぁw クックック。

マグナム:誰が言い出したんやろね? 絶対、若林さんじゃないと思うね~。

松沢:それは、いちアナウンサーがそんなこと言わない。

マグナム:倉持さんでもないと思うね~。


取材協力:マグナム北斗の店『与太ばなし』大阪市中央区千日前1-6-7日宝阪町ファイブ5F  (06)4963-3645


(その弐につづく…)