元エロビデオ雑誌ビデオメイトDX』(コアマガジン 1988~2010)編集長。写真は産湯に使っている本人。

マグナム北斗編・その四の弐●あの人は今、のおいらが 同窓会の招待状を出しました(仮)第3回 招待状送付人 マグナム北斗 出席◯

「撮影、見に行っていい?」って。「でもワンシーンだから」って言って放り込んどいたw 姫野真利亜がプレイやってるのを見ながら「儲かってしょうがないね~!」って言うだけのワンシーンだったのよ。で、帰って。「お前、どこ行くんだ?」ってアイビックの小林さんに言われて、「ちょっと大事な用が」つってw 「将来に関わる大事な用が」って。「何の将来だ?」って言ってね。

松沢:だから、平地君が隠れ家だと思ってた、さっきの新宿の店もそうだけど、結局、無くなっちゃうんだね。

マグナム:なんかね~。あの新宿は隠れ家って言っても、あそこはでもね~、タレントが多いとこだったんですよ。あそこで石田えりが来た時は凄かったから!

松沢:凄いね。ザワザワザワみたいな?

マグナム:「石田えりじゃん!」って思って。

――打ち上げしてた?

マグナム:普通に飲んでて。また世代がさ、『GORO』の”激写・紀信”を読んでコいてるばっかの世代よ。っていうことは石田えりのことは、もう若い頃のチンチンですよ、我々にとってはね。

松沢:ハハハハハッ! だから、篠山紀信=チンチンなのw

マグナム:チンチンなんです。で、石田えりがいて、それで帰ったのよ。帰った瞬間、客がね、お箸だとかパクリ出したのよw

松沢:ハハハハッ!

マグナム:一人が行ったら、みんな行くの。凄かったもんw 「オレ、グラス持って帰るわ!」ってw

――グラスを持って帰れるの?

マグナム:いや、マスターが持って帰ろうとしたんで、「これは洗わない」って。「ふざけるな、この野郎!」ってw あれで一番ヒドかったのはね、オレ、仕事で刺青描いてもらったことがあったんです。アイビックで、ヤクザの役で。で、待ちが長かったんです。『道頓堀劇場』(注91)借りてるんで、終わってから、夜中しか撮れないから、「時間ないぞ、お前、出番まだないわ」って言われて、「あ、そう。だったら遊びに行っていい?」って言ったら、「いいよ、どうせ、出番は朝の三時だから」って。「それまでに来ればいいから」『道劇』にね。「じゃ、飲んでますよ」つって。で、マスターに「実はこうこうでヤクザ映画用の刺青描いてるけど」って、「じゃあ、飲みに来いよ、面白ぇから」って。で、いい調子で『リンダリンダ』かなんか歌って。

松沢:もろ肌で?

マグナム:脱がないで。で、客がこんななってるわけよ。ノリノリで。ちょうどマツダのキャンギャルの子が7~8人来てたのよ。

松沢:あそこの店にね。

マグナム:そう、マツダが7~8人。それと競輪選手が…。

松沢:ああっ、競輪選手来てたよね! 2丁目でもよく会ったもんな。

マグナム:あの辺が来た時に、知り合いが上野のキャバ嬢とか連れて来たのよ。あいつ等ほら、ヤレればなんでもいいと思ってて。上野とかのキャバクラ嬢とかアフターに連れてってヤッちゃう。