素人のマニアカップルから、アダルト業界に生きる女の深層心理に迫るインタビューを多数行うライター。

投稿者インタビューアーカイブ●ネトラレの流儀●P/OF&MAYU…01

女子高生時代、見知らぬ男子から「中学の卒業アルバムを見ました。僕と付き合ってください」とコクられたことは数知れず。そんなマドンナが選んだ亭主は、愛する妻が他人とセックスして美しく悶絶する姿を見るのが大好き! 幾本もの肉棒を頬張る妻に興奮し、最後は自らのペニスで締める、男気溢れる複数プレイマニア!

 不特定多数の人に見られるという感覚が、新しい刺激を生んだのは確かなようだ。2人の出会いは20歳を過ぎた頃。ご主人が昨日のことのように説明してくれる。

「合コンですね。自分の仲間がみんなで飲もうよと、4対4の飲み会をセッティングしてくれて。そこに来たひとりが彼女だった」

 奥さんもまた、当時を懐かしむ。

「うちは私が1歳上なんですけど、その飲み会は私の友達はみんな私の同級生で、男子はみんな1歳下だったんです。私、当時は年上の人が良かったんです。誘ってくれた友達もそれを知ってるから“年下だから興味ないかもしれないけど、人数会わせにお願い”って頼まれて。だから期待感ゼロの飲み会でした」

 のちに夫となる年下の男子の第一印象を聞く。

「印象というか、初めて会ったその飲み会で、彼は大泣きしたんです。フラレたばかりだったみたいで、女の子の名前を叫びながら(笑)」

 青春の光景。夫は「慰めてもらいました」と照れ笑いするのみだ。ほどなくして交際はスタートした。

「オレの新しい車が納車されたとき、誘ったら来てくれた。付き合いはそれからです」

 ちなみに初めてのセックスは、夜の公園でその車の中で。

「最初のときじゃなく、何回か誘ってようやくって感じで」

 年上好きだった奥さんにとっては泣き虫の年下の男の子とはドライブまで。男女の仲に発展することなど考えもしなかった。しかし……。

「誘われて何回か断って、でも粘り負けで(笑)」

 夫にとっては念願叶っての肉体関係。その後、カーセックスを繰り返し、心も体も親密な関係になっていったある日のことだった。

「ある日、彼が“中で出したい”と言って来て。私、その日は危険日だとわかっていたんでダメだって言ったんだけど、どうしてもって。それでまた粘り負けして“責任をとってくれるんだったらいいよ”って」

 めでたく中出し。妻の予想通り妊娠。結婚することと相成った。

「だからオレは経験人数は少ないんですよ」

 ご主人は嬉しそうに言った。プッシュしまくりで手に入れた女とめでたく結婚できたのだから幸せだ。