鷲本:でも、八千円も出してですよ。そりゃあまぁ、一言二言いいたくなるかもしれないw
松沢:鷲本じゃなきゃいいw
鷲本:もっとかっこいい、しみけんみたいな、ははっ。
松沢:たまに顔出しあったっけ?w
鷲本:顔出たら、また変なお叱りがw 「おっさんじゃねぇか」みたいなw でも、もうそんなに経つか? 10年以上たつか?
中嶋:10年どころじゃないですよ。
松沢:15年以上前ですよ。
中嶋:だって98年の終りか、99年ですよ。
松沢:生まれた子供が…
鷲本:そうですよ。子供ができてからもう出なくなったんです。
松沢:なにが?
鷲本:子供が出来てからもう出演しなくなったんです。
松沢:営業的な側面からするとできるならもっとリリース出して欲しかったですか?
中嶋:ああ、当時はそう思ってました。
松沢:それがやめちゃって…
中嶋:やめちゃってというか、当時やっぱり八千円も出して買ってもらってるコアなユーザーたち、絶対裏切れないなというのがあるんで。あとなんとなくうちの作品というのは長く売れるというのがあるんで。そういうスタンスでやってたんで。そんなにちょんちょんちょんちょん、売れたからって出すもんじゃなくて。ちゃんと煮詰めて、というようなスパンがありましたね。いずれにしても二か月三か月だと充分ショップでまだ動いてるっていう状況が常にある。あと店舗がどんどん増えてる流れの中で、ちょっとイケイケな時だったって言いますか、セルビデオ業界全体が。それで店舗がどんどん増える、そしてまた出荷が増えた、また売れてるという状況があったんで。ちょっと大事にしすぎた。
松沢:新作が出ないと旧作が埋もれてしまう?
中嶋:それはうちに関しては、人気シリーズ・作品の新作を出すと旧作がまた動くという、そういう傾向のメーカーだったんで。あの時は関わっていて面白かったですね。ただ、他メーカーさんが面白いようにうちと同様の作品を、うちが一本出す間に何本も出していると…。
松沢:アロマ企画で売れてるのならもっと制作費つかえばって。でもまあ、まがいモノだけどねw
鷲本:その辺りの作品は見てないからわからないですけどね。でもユーザーがこんなにもイキリたってる優しさを見ると、好きな人はちゃんとシリーズ集めてたんだっていう気がしますけどね。
松沢:撮影する側の我慢が足りないんですよね、結果をすぐに求めちゃう。相手が素人って時に、その子に話を持っていくまでの時間ってあるじゃないですか。あっ、今、ちょっときた! スイッチ入ってきた! 耳赤くなってきた、とか。そういうところが見所だと分かっているからそれ待ってられるじゃないですか、鷲本さんは。
鷲本:というかね、それ逆なんですよ。そうじゃないと興奮してチンチン勃たないんですよw
松沢:わはは、そうなんだけどw
鷲本:見せようがないw
松沢:まだ来てないと。まだスタンバイできてないw
鷲本:でもそれも正直に見せた方がいいじゃないですか。そういうところで元気になったのねコイツは、みたいな。
中嶋:例えばリリースのスパンも違うし、アイデアもまだまだあったし、というところで言うと、まだまだ他に行くべきところもあったし。
松沢:そうですね。『BPOR』もこの中に色んなものがあって、これもその一つってやっていけば、シチュエーションに凝ってドラマ仕立てにしてもいい。それでもう一つの『BPOR』みたいな形になったかも知れない。
中嶋:他のメーカーさんが職業監督を雇ってさくさく作品を作ってるのと比べると、うちはちょっと違ったということじゃないですかね。
鷲本:さっきの話、つまんなくなってやめちゃったんですもんね。
中嶋:売れてるのに。
松沢:それでしばらく自分のやつってなかったんでしたっけ?
鷲本:自分が出演してるやつ?
松沢:出演してるやつじゃなくて、企画したやつ。
鷲本:そんなことないです。色々ありましたよ。松沢さんが前言ったみたいに「たまにホームラン打つけど、三振も多いよね」って、その三振が続いていただけで、ずっとw
松沢:ははっ
中嶋:シリーズで言ったら『熟女奇譚』だとか。
松沢:ああ、『熟女奇譚』ね。
鷲本:『熟女奇譚』はT浜さん(注24)の出現で違う方向に行っちゃったからw あと、瀬戸恵子さん(注25)でフィニッシュですから、ぼくの中では。瀬戸さん出ちゃったら、もうこのあとの熟女モノはねぇなって。
中嶋:でもずっと撮ってはいましたよ。
松沢:撮ってましたよね。
鷲本:職業監督として、みたいになっちゃって。
松沢:今、プライベートでオナニーとかは?
鷲本:何聞いて…w もう53歳ですよw もう、オナニーする元気があったら、もうちょっと活発にゴルフ行ったりとか、外走ったりとかやってますよw チャイエスに行って、ちょっとやるくらいですかね。
松沢:チャイエス?
鷲本:チャイニーズ・エステとか韓国エステ。ちょっとマッサージに行って、大きくなって、そこで抜いてくれればいいけど、「自分でしなさい」って言われた時には仕方ないから自分でして抜くというくらいですね。
中嶋:それをライフワークとして続けてるってことじゃないですか、当時からw
鷲本:「私、カーテン閉めて、抜くの待ってるから」って、「おいおい、それじゃ意味がない」ってw
松沢:うはっはっ。ここでちょっと顔だけ出して貰えればいい?
鷲本:いや、それだけじゃダメ。乳首見せてくれないとw 触らなくていいから。そのレベルですよ。
松沢:それも蔑んだ目で?
鷲本:いや、蔑まされると萎えちゃうからw 優しい顔で見て貰わないと。それも途中でダメになることばっかですけどね。もういいや、みたいな。